- 看護師を辞めたいけど親に言えない
- 看護師を辞めたいと言ったら、反対されそう
- 納得してくれる方法はないかな?
と悩んでいませんか?
看護師は「一生安泰」と言われる安定した職業です。
「看護師を辞めたい」と言われた親は、「辞めてこれからどうやって生きていくんだ?」と考えます。
私も15年以上看護師を続けましたが、今の職場を辞めることを親に伝えました。
安定している職場だったので、親は反対しました。
反対されても自分の考えを伝えて、親は(渋々)納得しています。
仕事を辞めるのは親の許可はいりません。しかし黙って辞めると、親との関係が険悪になるでしょう。
そこで、本記事では看護師を辞めたいと親に伝える方法を紹介します。
親の不安に対する対処法も分かるので、ぜひ最後まで読んでください。
看護師以外にやりたい仕事があれば、親に伝えましょう。
やりたい仕事がなくても、今の職場環境が悪くて心身に不調があると伝えると、親は無理に引き止めづらいです。
貯金額や副業収入も伝えると、親を安心させられます。
今の職場で働きたくない時は、看護師を辞めずに転職を検討することをオススメします。
看護師を辞めるために親に伝える5つのこと
「看護師を辞めたい」とだけ親に伝えても、親は納得しません。納得してもらうためには、説得する材料が必要です。
以下の5つを参考にしてみてください。
- 職場環境が劣悪
- 心身の不調
- 自分のやりたい仕事
- 副業の収入
- 貯金額
職場環境が劣悪
例えば「パワハラがある」「残業時間が長くサービス残業である」「人間関係が悪い」など、職場環境が悪いことを伝えてみましょう。
しかしこのように言い返されます。
みんな苦しいのは同じ。甘い考えだ。仕事は苦労するものだ。
このようなツイートもあります。
親も同じ看護師なら理解はあるかもしれません。しかし、看護師ではないと理解は難しいです。
私の場合もそうでした。
「みんなは続けているのに、続けられるだろう」と思っていたようです。
そのような時は、以下のように伝えてみましょう。
このままこの職場にいれば、体や精神が病みそう。
夜も眠れなくなっている。
子供がそこまで辛い思いをしていれば、親は引き止めにくいです。
心身の不調
すでに心身の不調があれば、話し合い前に受診して診断書を作ってもらい、親に見せましょう。
通常の親では、子供が病気になることは望んでいません。
私の場合は病気休暇になったことで、今の職場で働き続けるのはよくないと理解してくれました。
やりたい仕事
自分がやりたい仕事があれば、その仕事を伝えましょう。やりたい仕事に向けて転職活動などの前向きな活動をしていると、親は少し安心します。
しかしフリーランスの場合は反対されるかもしれません。企業=安定と多くの親が考えています。
フリーランスを反対されたら次に進みましょう。
副業の収入
あなたがフリーランスに向けて副業をして収入があれば、親に言いましょう。
本業の合間にやった上で得た収益なので、親も少しは安心します。
副業禁止だったから何もしていない
まだやりたい仕事が分からない
となれば次に進みましょう。
貯金額
今の貯金額を親に伝えます。まとまった生活防衛資金があれば、親は少し安心するでしょう。
実際、私も今回の休職を機に、自分の資産額を伝えました。
想像以上にあったため親は驚き、今の職場にこだわらなくなりました。
補足:貯金がない・次のやりたい仕事がない場合
失業保険やアルバイトで、自分の生活費を稼ぎましょう。
一人暮らしをしていれば実家に帰るのもオススメです。いざとなれば、親は金銭面で助けてくれますが、それは最終手段にしましょう。親自身も、老後の蓄えを確保しないといけません。
注意)
失業保険の受給期間中は、アルバイトができる期間と、アルバイトができない期間があります。
誤ると受給額が減るだけでなく、ゼロになることもあります。
失業保険やアルバイトの詳しい関係はこちらのサイトをご参照ください。
>>タウンワークマガジン:「失業保険」受給中にアルバイトをするには│雇用保険完全マニュアル
親の不安の理由を知って対処する
親の不安を完全には無視はできません。
最終的に親に頼らなければいけない時もあります。お互いの関係が悪化しないためにも、親の不安も理解しましょう。
親の不安を理解して、その不安を少しでも解消すると説得しやすくなります。
親の不安の理由は以下の通りです。
- 辞めぐせがつくのではないか
- 生活ができなくなる
- 老後の資金が減る
辞めぐせがつくのではないか
親は「これから嫌になったら、すぐに仕事を辞めてしまう」と思ってしまうかもしれません。
そう思われないためにも、自分の仕事に対する考えを伝えることが重要です。
自分は「これがやりたい」「仕事をよりプライベートや健康を大事にしたい」という明確な考えを持って、親に考えを伝える方が納得しやすいです。
生活ができなくなる
生活ができなくなり路頭に迷うことを親は不安に思います。
親が生きている間は何とかしてあげられますが、大抵は親が先にいなくなります。
その後のことを考えたら、心配で仕方ないでしょう。
もし、生活が厳しくなっても、看護師免許があれば就職先に困らないことを伝えましょう。
老後の資金が減る
親は子供の老後資金が減るのではないかと心配します。
退職金が出る職場で長期間働くメリットは、退職金が増えること。
退職後の働き方によっては、年収が下がったり退職金がなかったりします。
私の場合は心身のバランスを崩したので、以下のように伝えました。
- 老後資金のために今無理して働いて、働けなくなるぐらい心身を壊したくない
- 働けない状態になる方が老後に影響がある
- 投資で資産を増やしたので、老後資金に頼らなくてもいい
特に①②を強く訴えました。
無理して働くことで体を壊し、働けなくなる方がデメリットが大きい
とアピールすると、説得しやすいです。
まとめ:今の職場で働きたくない時は看護師を辞めず転職を検討
看護師を辞めるために親に伝える5つのことを紹介しました。
- 職場環境が劣悪
- 心身の不調
- やりたい仕事
- 副業の収入
- 貯金額を伝える
しかし看護師が働く場所は、夜勤がある病院だけではありません。
もし、看護師を辞めたい理由が以下の内容であれば、病院以外の職場をオススメします。
- 不規則勤務が合わない
- 人間関係が辛い(いじめやパワハラがある)
- 今の職場環境が劣悪(サービス残業)
上記理由であれば、今の職場にこだわらず転職を考えましょう。
看護師自体を辞めなければ、親の不安はかなり解消します。
看護師の仕事が嫌になって辞めたくなる原因は、不規則な働き方や職場の不十分な管理が多いです。
一度、職場を変えると考えも変わります。
- 病院以外の職場
- ・介護施設
・デイサービス
・訪問看護ステーション
・コールセンター
・企業の健康管理室
・看護学校の教諭 など
上記のように、病院以外で働く場所はあります。さらに、夜勤がない日勤専従という働き方もあります。
やりたい仕事を見つけていれば、
あの時、挑戦していれば良かった・・・
と後悔しないように、その道に進んでみましょう。上手くいかなくても看護師免許があれば、再就職先は困りません。
子供が決めた道であれば、親も見守ってくれます。
看護師の退職の流れはこちらを参照して下さい
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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